MT4とMT5の違いと簡易比較表
MetaTrader(メタトレーダー)は、MT4とMT5の2種類があります。MT4は2005年にリリースされた高機能チャートソフトで、MT5はMT4の最新版として2011年にリリースされました。
しかし、MT4とMT5は全く別のシステムで動作しているので、MT4とMT5の間に互換性がないのがデメリットの一つです。
MT4とMT5の違い比較表
特徴 | MT4 | MT5 |
---|---|---|
時間足 | 9種類 (1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足) | 19種類 (1分足、2分足、3分足、4分足、5分足、6分足、10分足、12分足、15分足、20分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、8時間足、12時間足、日足、週足、月足) |
動作 | 遅い メモリ消費量が低いので低スペックPCでもOK | 早い メモリ消費量が増加しているので高スペックのPCが必要 |
Indicatorの整理 | 整理しづらい | フォルダ毎で整理しやすい |
Indicator | MT4専用のIndicatorが使用可能 | MT5専用のIndicatorが使用可能 (まだMT5に対応しているIndicatorがMT4に比べ少ない) |
尚、数年前まではMT5でストラジーテスターが使えませんでしたが、現在のMT5ではストラジーテスターも使用できます。(MQL5言語に限ります)
MT4とMT5の互換性は無し
前述した通り、MT4とMT5は別のシステムなので互換性はありません。
そのため、MT4のアカウントでMT5にログインすることは出来ず、MT5を利用したい場合はMT5専用の口座を開設する必要があります。
また、MT4で使用していたインジケータやEAも使えないので、MT5専用のインジケータを使用する必要がありますが、MT5専用のカスタムインジケーターはMT4よりもまだ少ないのが現状です。
MT4とMT5どちらが良い?
インターネット上でダウンロードできるカスタムインジケーター(オリジナルインジケーター)を利用したい際はMT4(MetaTrader4)の方が良いです。
MT5は、まだカスタムインジケーターは多くなく、日本語による情報も少ないためです。その分、MT4は情報量も多く、お好みのカスタムインジケーターを見つけやすいです。
尚、当サイトで紹介している下記のカスタムインジケーターもMT4でのみ利用可能です。
MT4対応カスタムインジケーター
JPN_Time_SubZero.mq4(MT4の時間に日本時間を追加)
spread_swap.mq4(チャート下にリアルタイムスプレッドとスワップポイントを表示)
SpreadLabel.ex4(チャート右上にリアルタイムスプレッドのみを表示)
OverLay Chart.mq4(他の通貨ペアのチャートを既存チャートに重ねて表示)
OneClickClose.ex4(一括決済機能)