水平線(水平ライン)とは、過去のチャートにおいて、ある一定のポイントで反落、反発する箇所に水平線を引いた指標です。

チャートは、多くの投資家達の心理が反映され、一定の価格まで上昇すると毎回下落することが多かったり、一定のポイントで価格が反発したりします。

基本的には、過去のチャートの高値と高値、安値と安値を水平の線で引いて売買の判断材料にします。

相場の動きを水平線で捉えやすくする

チャートにインジケーターも何も表示していない状態では、相場はランダムに動いているように見えます。

チャート

EUR/USDの1時間足チャート

次矢印

上記チャートに水平線を引くと、所々のポイントで水平線に合わせて反発や反落しているのが分かるようになります。

チャート

水平線(赤線)とトレンドライン(青線)を引いた例

水平線は、ランダムに動いて見えるチャートを見やすく整理し、売買に役立てるツールです。

MT4で水平線を引く方法

水平線を表示させたいチャートを選択した状態で、MT4画面上のツールバー「─(水平線アイコン)」をクリック → チャートにマウスでドラッグ&ドロップすると水平線を動かしながら表示できます。

水平線

パソコン版MT4で水平線を引く例

スマートフォン版のMT4やMT5の場合は、チャート画面上の「◯△□(図形アイコン)」をタッチ → オブジェクト追加から「─(水平線アイコン)」をタッチ → チャート上に指でタッチを押し続けると水平線を動かしながら表示できます。

スマホ水平線

スマホ版MT4で水平線を引く例

水平線を引くポイント

いつも取引に使用する時間足でチャートを表示させ、反落や反発する箇所同士を水平線で結びます。

複数の水平線を引くと下記のチャートのようになります。

水平線

複数の水平線を表示した例

尚、複数水平線を引いた時に水平線同士の範囲は均一になることが多いです。上記チャート例のA/B/C/Dは、どれも同じくらいの範囲になっています。

水平線を引いた時に水平線同士がほぼ均一の際は、将来的にもこの水平線で反発や反落する確率が高くなります。

水平線を利用して売買を判断する方法

水平線に価格が到達した時の売買判断

  • 価格の上に水平線がある場合: 上値抵抗線(到達で売り)

  • 価格の下に水平線がある場合: 下値支持線(到達で買い)

チャートに表示した水平線は、価格が反発や反落する指標に使います。

水平線の取引例

水平線を利用した取引例

価格の上に水平線がある場合は、上値抵抗線(レジスタンスライン)と言われ、価格が到達すると反落する傾向があるラインです。反落したポイントで「売り」注文をすることで利益を上げやすくします。

価格の下に水平線がある場合は、下値支持線(サポートライン)と言われ、価格が到達すると反発する傾向があるラインです。反発したポイントで「買い」注文をすることで利益を上げやすくします。

価格が平行線を抜けた方へ売買

  • 上値抵抗線を価格が上に抜ける: 買い注文

  • 下値支持線を価格が下に抜ける: 売り注文

平行線を価格が突破し完全に抜けると、抜けた方向へ価格は動く傾向があります。

ブレイクアウト

上値抵抗線を価格が上に抜けたチャート

上記チャートでは、上値抵抗線を価格が上に突き抜け、価格が更に上昇しているのが分かります。

価格が平行線を抜けたオレンジ色の丸印のポイントで「買い」注文をすれば利益が上がる例です。

平行線の引き方は人それぞれ

平行線はだいたいの目安

チャートから過去の高値と高値、安値と安値を線で結び、平行線をチャートに表示していきますが、ローソク足のヒゲを含めるか含めないかによっても線の引き方が異なります。

また、過去の価格のどの位置で合わせるかによっても平行線の位置が微妙に変わってきます。

平行線引き方

ヒゲを含めない平行線(赤線)とヒゲを含めた平行線(オレンジ線)

上記チャートのように、ローソク足のヒゲを含めいない平行線(赤線)とヒゲを含めた平行線(オレンジ線)では位置が異なります。

また、上記チャートでは、下値支持線として2回目に下落が止まったローソク足(チャート中央)に水平線を合わせていますが、3回目に下落したローソク足に平行線を合わせていれば、また違った位置になります。

このように、水平線は状況や人によって引き方が変わってくるので、必ず平行線ピッタリで反発や反落するわけではありません。平行線は、だいたいの目安としておいた方が良いでしょう。

ダマシに注意

「ダマシ(騙し)」とは、その名の通り相場が反転するように見せかけた騙しです。

平行線やトレンドラインなどのラインを価格が一度抜け、相場が反転したと多くのトレーダーに思わせ損切り注文をさせた後、実際は相場は反転せず本来の動きに戻る動き方です。

相場は、強者から弱者までのトレーダーが入り混じり、ヘッジファンド含む機関投資家などの強者トレーダーは弱者から資金を巻き上げます。その動きの一つとして「ダマシ」が発生します。

MT4 トレンドライン

トレンドラインと平行線を表示したチャート例

上記チャートは、平行線と合わせてトレンドラインも表示したチャートです。

レジスタンスライン(上値抵抗線)やサポートライン(下値支持線)で価格がピッタリ反転するわけではなく、「ダマシ」という価格が平行線を抜けたと思わせる動きにより、平行線から価格がハミ出た動きをしています。

平行線やトレンドラインは、「ダマシ」の動きにも気をつけましょう。

トレンドラインで稼ぐ為のポイントまとめ

  • 安値と安値を結ぶ形で直線を引くと下値支持線になる
  • 高値と高値を結んだ形で直線を引くと高値抵抗線になる
  • 下値支持線は価格が反発する傾向がある
  • 高値抵抗線は価格が反落する傾向がある
  • 平行線を価格が抜けると相場は転換する確率が高くなる
  • 相場が反転したと思わせるダマシの動きに注意

今なら新規口座開設だけで$30プレゼント!

取引を試してみる